緊急事態の〈ノーマル〉とは?
いまいかに他者と関わり生活するか

磯野真穂 × 大脇幸志郎

どうしたら情報や他者の目から生活をまもれますか?
他者だけでなく、無意識に自分を監視しかねない環境下で、
〈ふつう〉はまだ保てますか、取り戻せますか?

「緊急」と「不要不急」に日常が切り分けられ、日常と非日常のあわいは取り除かれつつあります。プライベートな時間でさえも、以前にも増して他者の目、新しい情報が気になる今、ふつうの日常はどうやったら守れるのでしょうか? 他者とのコミュニケーションや距離のとり方は変化を余儀なくされるのでしょうか?

コロナ以前から、数字の持つ脱文脈化の力や日々の行動や動作の「ふつう」の脆さに着目されてきた磯野さんと「医学は自由に生きるためにある」と指摘する大脇さんの対話、是非お見逃しなく!

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磯野真穂(医療人類学者)
早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒(1999)、オレゴン州立大学応用人類学修士課程修了後、早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。
著書に『ダイエット幻想 やせること、愛されること』(ちくまプリマー新書、2019)、『急に具合が悪くなる』(共著:宮野真生子、晶文社、2019)、『医療者が語る答えなき世界 いのちの守り人の人類学』(ちくま新書、2017)、『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社、2015)がある。

大脇幸志郎(医師・ライター)
1983年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。出版社勤務、医療情報サイト運営ののち医師。朝日新聞アピタルで「ちょっと不健康でいこう」を連載中。
著書に『「健康」から生活をまもる』(生活の医療社)、訳書に『健康禍 人間的医学の終焉と強制的健康主義の台頭』(ペトル・シュクラバーネク著、生活の医療社)がある。